7月7日に第3世代Ryzen(3000シリーズ)が発売されました。
先日第2世代でPCを自作していたこともあり、かなり気になっています。
評判は上々で、基本性能の向上と今までの不得意分野の処理が改善されているようです。
そして、今回のアップデートで天下のIntelに確実に牙を向いたといえるでしょう。
今までの傾向ではシングルコア性能ではIntel、マルチコア性能ではRyzen、マルチコアでもいくつかの処理はRyzenが苦手という印象でした。
今回はシングルでもIntel同等、マルチコアはRyzen、また、苦手な処理もかなり改善して弱点がなくなったといっても過言ではなさそうです。
それでいてお値段もIntelより安めなのです。
さて、今回出たシリーズは
Ryzen 9 60,000円~
Ryzen 7 30,000円~
Ryzen 5 20,000円~
Ryzen 5 の グラフィック搭載シリーズ
といったところでしょうか。
また、Ryzenシリーズの大きな特徴として、マザーボードの使い回しができるということがあります。
Ryzenは初代から3世代目まで、チップセットもX370→X470→X570(いずれも最上位モデル)とアップデートされてきています。また、下にはB350→B450、A320→A420があります。
それぞれの違いはオーバクロックの対応非対応、IOポート数などありますが、その分値段の差もあります。
私が使用しているマザーボードにはB350チップセットが搭載されていますがこれは第1世代用のRyzen に作られたチップセットです。
しかし、驚くことにこのチップセットはBIOSのアップデートで第3世代のRyzenにも対応するのです。Intelの場合にはこれができないため、CPUを買い換える場合には一緒にマザーボードも一緒に買い換える必要があったのです。
そういう意味でのコストパフォーマンスも高いですね。
もちろん、すべての機能がフルで使えるわけではないということはご承知ください。
※旧チップすべてのマザーボードが対応しているわけではなさそうです。
詳しくはマザーボードのメーカーページを御覧ください。
特に今回はPCI Express 4.0が使用できるのはX570搭載のマザーボードだけになりますね。
私はグラフィックや、SSDの読み書き速度を重要視はしていないので、現在使っているマザーボードで十分なのです。
そういう意味でもCPUの買い替えだけで済む第3世代Ryzenにはかなり期待が大きいのでした。
せっかく買うならRyzen 9の最上位がほしいですが、現在はまだ発売直後で値段がお高いので少し様子見です。
新発売されたRyzenがとっても気になっている話でした。
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