【自作PC】DDR4メモリが値下がりしたので増設した話

高い高いと言われていたDDR4メモリですが、ようやく値段が落ちてきました。


使用しているのは評価の高いコルセアのメモリですが、2018 年の8月から4割ほど安くなっています。

2018年8月購入時 8GB x 2枚  19,261円

2019年1月末現在 8GB x 2枚  13,088円


ということで、現在のメインPCにメモリを追加してみました。

ちなみに構成は下の記事の通りです。


今回は増設に関してのポイントや、増設方法をつれづれと書いていきます。


ポイントその① AMD のCPU Ryzenはメモリを選ぶらしい

長らくのIntel派からAMDに乗り換えてみたのですが、至って快調です。ただし、Ryzenには少し癖もあるようなので注意しましょう。


現在のAMDの主力CPUとなったRyzenが発売された頃から話題になっていますが、メモリの組み合わせ方によって性能に差が出てしまうらしいです。

メモリを買うときの基準として容量(例:8GB)と同期周波数(2666MHz)だけを気にしていれば本来は間違いないのですが、Ryzenを使用している場合にはなるべくシングルランクのメモリを選ばねばならないらしいのです。

ランクとはメモリ制御するためのコントローラの単位らしいのですが、シングルランクとデュアルランクがあり、Ryzenでデュアルランクのメモリを選ぶと同期周波数が落ちてしまう場合があるとのことでした。


ポイントその② メモリはなるべく同製品で揃える

これは自作PCのセオリーのような話ですが、自作PCには相性問題がついて回ります。

マザーボードとCPUの相性やメモリとマザーボードの相性など、相性が悪いと起動しない場合や動作が不安定になる場合があります。

メモリはマザーボード上に数枚は挿さるようになっていますが、なるべくメーカーや容量は揃えるようにしましょう。(8GBと4GBを混在させたりするのもあまり良くない)


それでは実際に増設してみます。


今回使用したのはコルセアのDDR4メモリです。

自作ユーザーにはかなり浸透している良いメモリだと思います。

メモリの良し悪しは私は全くわかりませんが、8GB x 2枚で使用してるときは全く問題なく安定動作していました。

また、Ryzen7 2700とこのメモリ2枚で2666MHzで動作します。Ryzenでは対応周波数が1世代目と2世代目で変わっていますが、メモリの上限周波数が2666MHzとなっているので、OCなどせず使用しています。

届いたメモリ。簡易包装でしたが問題なさそうです。

増設方法はネットで検索すれば数多に出てきますので割愛。

増設後のマザボ。CPUの隣に刺さっているのがメモリです。

増設したので8GB x 4枚の32GBとなっています。

このPCはなるべく配線を少なくしたいというコンセプトで自作したので、中には光学ドライブやHDDは載せてありません。SSDはマザーボードに直挿しするタイプのM.2 SATAのものを使用しています。

お値段は2.5インチタイプと大差はないのでこちらのほうがケーブル配線いらない分スッキリします。

これがSSDです。 240GBで9000円くらいだったと思います。(詳しくは上記にある自作PCの記事へ)


とくに記事にはしていませんが、実は最近グラフィックボードを追加しました。

全くゲームはしないので必要はなかったのですが、写真編集する上で4K出力が欲しくなる可能性と動画編集をする可能性を考えてそこそこ良いものを選びました。

ですが、こちらも配線を少なくするため、補助電源が必要のないNvidia GTX 1050Tiを使用しています。

そしてそして、これもこだわりの一つなのですが、静音性に優れたものがほしかったので、ドスパラオリジナルの1050Ti 唯一のファンレスモデルを選んでいます。

Amazonでも買えません。ドスパラオリジナルです。レビューの評価も高く問題なさそうだったのでこのグラフィックボードにしました。


増設後のBIOS画面です。ちゃんと4枚32GB認識されました。

ここで、あることに気づきます。メモリの周波数が2133MHzになっている、、、(DDR4-2133の部分)

でもご安心ください。これはBIOSのXMP設定から変更できるので、このメモリの定格である2666MHzで設定できます。

Windows側でもちゃんと32GB 2666MHzで認識されました。


気になる方が居るかはわかりませんが、Ryzen7 2700と32GBメモリでのCinebenchでのスコアはこんな感じです。CPU 1520cbです。メモリ16GBのときに試した1468cbに比べてかなり上がっていますが、メモリの増設が要因なのかは正直わかりません。

OpenGL は110.49fpsでした。

まったくゲームのしない私ですが、持て余していることだけはわかります。


いかがでしたか。

メモリとSSDが安くなっている今が自作PCを始めるチャンスです。

全然難しくないので、興味のある方はぜひ挑戦してみてください。


今回の検証でRyzenの第二世代とCORSAIR VENGEANCE LPXメモリの4枚刺しでは全く問題ことが証明できたのが大きな成果かと思います。

同じメモリの購入を検討している方は参考にしてみてください。(BIOSのアップデートはお忘れなく)

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