さてさて前回に続きまして、一眼レフで良い写真を撮るコツパート②です。
ホワイトバランス
今回はホワイトバランス(色温度)についてです。
これは直感的にとてもわかり易いとおもうのでどんどん見ていきましょう。
ちなみにこの設定はスマホでもパソコンでも撮ったあとから変更が可能なので、カメラで撮って失敗してしまってもあとから簡単に修正できます。(実際の操作方法はカメラ、スマホ、パソコンなどによって大きくかわるので調べてくださいね)
まずはこの写真。これはカメラで撮った色温度もオートで撮った写真です。
悪くはないですね。でも私のイメージではこの日は雪が残っていて寒々しい印象でした。
そこでこんな感じに寒色系に色温度を下げてみました。
いかがでしょうか。冬の寒々しさが出ていると思います。
逆に、暖色系に色温度を上げてみました。
この写真は12月頃に撮影しましたが、なんとなく秋が残っているような写真になりましたね。
どちらが正解ということはないのです。
撮影者がどんな風景を伝えたいのかが伝わるように調整しましょう。
前回のパート①で明るすぎても、暗すぎても悪い写真だと説明していますが、例外もあります。
プロの写真家の方であえて露出オーバー、アンダー気味で唯一無二の味をだしている方も大勢いらっしゃいますね。
そんな一例です。
私はこの写真を撮影したときに寒々とした印象と同時に雪に反射する光の眩しさを感じました。その情景を伝えるために明るさを上げすぎてみました。
逆に暗い森の印象を出すために暗めにするのもありかもしれません。
このようにホワイトバランスと明るさをいじるだけでもいろいろな表現ができるのが写真の楽しいところです。
まずはスマホで撮った写真でホワイトバランスを変えてみていつもと違う写真を撮ってみてはいかがでしょうか。
ちなみに天体写真でも色温度は割と使い分けています。
同じような天の川でも、ずいぶん雰囲気が変わってきますね。
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