【Lightroom】Lightroomモバイルが神だった話(前編)

一眼レフで写真を撮る人にはおなじみのLightroomですが、

無料で使えるスマホ版が神がかっていたので紹介です。

普段スマホでしか写真を撮らない人もぜひ活用してほしいので今回はLightroomを使った写真の加工方法を簡単に紹介します。

その前に、私達が普段扱う写真について知ってもらう必要があります。

手っ取り早く神体験をしたい方は下の方までスクロールしちゃいましょう。

まず理解してほしいのが、私達が普段見る写真はすでに加工されたものであるということです。

「iPhoneで撮った写真は綺麗だよね」

数年前はよく聞きました。

理由は単純で、iPhoneの内部で綺麗な写真に加工しているからです。

RAWデータと現像

写真はセンサーから受け取った生のデータ(RAWデータ)を現像することで完成(jpgなどの画像ファイル)します。

この、現像作業はカメラやスマートフォンの内部の設定によって大きく違いが現れます。

フィルム時代は撮ったフィルムをどこの写真屋さんで現像するかによって色合いや印刷具合が様々でしたが、まさにそれと同じです。

どんなスマートフォン、カメラで現像するかによって大きく写真の出来が変わってくるのです。

そして私達は基本的に現像については何も知らずに現像後の完成された画像データだけを見ているわけですね。

この現像処理を自分で行うことで、より自分の理想に近い写真が完成するわけです。

そして、この現像を行うアプリの1つがLightroomというアプリなのです。

その他にもカメラメーカー各社が現像アプリを出しています。

Lightroom以外ではSILKYPIX Developer Studioなども有名です。

今回はLightroomのiOS用アプリであるLightroom mobile(以下Lightroomとします)を使用して自分の理想に近い写真を作っていきたいと思います。

ちなみにiOS用Lightroomは登録が必要ですが、無料でほとんどの機能が使用出来ます。

そして、RAWデータからの現像ではなく、jpgなどの画像データから再度現像処理(実際には違いますが)を行うことができます。

Adobe Lightroom のホームページより

Adobe Photoshop Lightroom モバイル版 の、キャプチャ、整理および共有の機能は、すべて無料で使用できます。また、ほとんどの編集機能も無料で使用できます。

Creative Cloud フォトプランのサブスクリプションを購入すると、以下の機能もご利用いただけます。
・ Adobe Photoshop Lightroom モバイル版 で、RAW ファイルを編集する機能および部分的な編集をおこなう機能。
・Lightroom の写真をコンピューターを含むすべてのデバイス間で同期する機能。
・Photoshop - 世界で最も強力な写真編集ツール。 
・Adobe Portfolio でカスタマイズした Web サイトに写真を公開する機能。 
・Photoshop Mix、Photoshop Fix、Adobe Spark Page、Adobe Spark Video など他の Adobe モバイルアプリ上にある Lightroom の写真にアクセスする機能。

使ってみた

まずは下の画像を現像していきます。

今回はもとの画像がRAWデータではなく、jpgですので正確には画像加工のほうが近いですが気にしないでやっていきましょう。

まずは画像の取り込みからです。このへんはどのアプリでも同じですね。

初期の状態です。これでもなかなか良いできですが、Lightroomの特徴でもある明瞭度、かすみ除去、テクスチャをいじってみましょう。

星空写真は明瞭度とかすみ除去だけでもかなり効果がありますね。

次に色とコントラストです。

星空はブルー系が好きなので色温度は低めに設定します。

もちろん、自分の好きなようにすればOK

最後にノイズ軽減を行います。

星空においてこのノイズ軽減は小さい星を消して、大きく明るい星をより目立たせる効果があります。

出力は右上の共有マークから出来ます。

ここで1つポイント。

カメラロールに保存の右のギアマークから共有オプションで透かし(著者名)を入れることが出来ます。せっかく自分で現像した写真なので、ぜひつけて見ましょう。

完成です。

記事が長くなってしまうので、続きは後編へ

星空以外も現像してみましょう！